赤ちゃんとタバコ
2009年5月12日「赤ちゃんにタバコは良くないですよね。」
といったら、「タバコを食べさせる親がいるの?」 と返ってきました。仕方なく、「食べるのではなく喫煙」と答え直しをすると、「タバコを吸う赤ちゃんがいるの?」 だって。
首も据わらない赤ちゃんが、「タバコうまっ」なんて言わないです。
妊娠時にタバコを吸うお母さんから生まれる赤ちゃんは、吸わないお母さんから生まれる赤ちゃんに比べて体重が200gほど少ないことが分かっています。
また、流産になったり早産で生まれたりする割合も高く、吸わないお母さんに比べて1.5倍ほど確率が高くなります。
もちろん生まれてからもタバコの害はあります。
両親がタバコを吸っていると赤ちゃんの突然死(乳幼児突然死症候群:SIDS)の危険性が高くなるといわれています。また、タバコを吸うお母さんの母乳にはニコチンが含まれるため、赤ちゃんが母乳を飲みたがらなくなったり、ぐずったり、下痢や嘔吐といった胃腸症状が出ることもあります。
赤ちゃんが健やかに育つためにも、タバコは控えるようにしましょう。
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